目的と目標と手段と価値
目標と手段は違う。これは、思考力を鍛える上での基本である。目的と目標も同様に違う。これは、未だによく間違えられるので、セミナーの中でも参加者に確認し、わからない人がいると整理を手伝う。目的、目標、手段と階層構造で考えられるようになれば、大いに示唆を得られる。
価値は、どれにも関係するが、価値がもっとも刺激を与えてくれるのは、目的を考えるときだ。
目的、目標、手段の関係の説明はすばやく終わらせ、価値を考えてもらおうと思うのだが、年配者でも整理に手間取る。この概念は、日本ではQCでも語られてきた。QCで鍛えられた人は、スッと入っていける。その関係で年配の人は親しんでいたのだろう。
しかしQC自体が繁栄期を終えるに従って、目的、目標、手段の整理が当たり前にできた人たちが少なくなってしまったようだ、これは、“価値の時代”にとても困る傾向だ。QCについては、批判的に語られる事が多い。しかし、計算の力が弱くなってきたと言われるが、日本人はQCでずいぶん思考の基礎体力を付けたのではないだろうか。
価値が重要になっているが、その一方で基礎体力が落ちている。考えるのではなく、気持ち、好き嫌いで価値を考える事ほど危険な事はない。改めて、メルマガで取り上げなくてはいけないテーマだろう。
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