偏見、先入観 - 4つのイドラ
自分の体験を通して、役立つ考え方を深く掘り下げながらも易しく伝える。自分の研修はいつもそうしてきたつもりだ。だが、時として、先哲がもっと簡単に整理してくれていたのをいつの間にか忘れていたのに気がつき、失礼しましたと思わず言ってしまう事がある。
ベーコンの説いたイドラ(ラテン語で、偶像を意味するアイドルの語源)もそうだ。4つのイドラとは、種族のイドラ(共通の偏見)、洞窟のイドラ(自分の好み)、市場のイドラ(口コミによる伝言)、劇場のイドラ(権威による幻惑)だが、組織構成員であれば、よくあてはまるのがわかる。
イドラを取り除くと真理にたどり着けるとベーコンは説くのだが、真理は見なくていいという人もいるのが、現実の組織だ。そんなときどうするか。もちろん、真理を見てもらうとはしないのが今の私だ。人それぞれの時と役割があり、見なくていいという決定をした時点で、存在は確認したわけだから、あとは、その人に任せる。
いやそうではないと言う人もいるだろう。そんな人と二人講師体制で行ったらおもしろいかもしれない。
| 固定リンク
「合理性を妨げるもの」カテゴリの記事
- 偏見、先入観 - 4つのイドラ(2008.08.30)
- ネポティズム(縁故主義)(2008.06.22)
この記事へのコメントは終了しました。


コメント